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SNS登録に使える捨てメアド比較【2025年版】

日本の tomy634.com / メルアドぽいぽい(捨てメアド) と、 海外の Temp Mail・10 Minute Mail・Guerrilla Mail・Mailinator・EmailOnDeck・Maildrop・Mohmal・Burner Mail を、 公式サイトの情報だけをもとに比較したまとめです。

このページについて
実際に各サービスの公式サイト・アプリページにアクセスし、使い勝手 / 無料プランの制限 / 有料プランの価格 / API・独自ドメインなどの拡張機能を確認したうえで整理しています。
レビューサイトやまとめブログは参照せず、一次情報ベースで比較しているのが特徴です。
捨てメアドは、SNS登録や検証用に「本物のメールアドレスを晒さずに」使える便利なツールです。 ただしサービスごとに仕組みや制限が大きく異なるため、用途に合ったものを選ぶことが大切です。

どういう視点で比べたか

ひとことで「捨てメアド」と言っても、 保存期間・アドレス数・送信機能・料金・APIや独自ドメイン対応などはサービスごとにバラバラです。 今回は、SNS登録やWebサービスの検証でよく問題になる次のポイントに注目しました。

用語がわからない場合は、Web・IT・プログラミング用語集 もあわせてどうぞ。 「SMTP」「API」「ドメイン」などの基本用語も軽く復習できます。

比較表:国内2サービス + 海外8サービス

まずは全体感をつかみやすいよう、主要10サービスをざっくり一覧にしました。 価格はすべて2025年11月時点の公式表示をベースにしています(為替変動などで実際の支払額は変わる場合があります)。

サービス 使い勝手・性能 無料プラン / 主な制限 有料プラン(2025年11月時点) メモ
tomy634.com 日本 / ブラウザ完結 アクセスすると自動で一時メールアドレスを発行。
メールはリアルタイム受信 + 15秒ごとの自動更新。
UIが軽量で広告も控えめ、日本語向けに最適化。
登録不要・完全無料。
受信箱は最新10件まで表示。
アドレスはブラウザのクッキーに保存され、7日間継続利用が基本。
有料プランなし(現時点)。
将来的に無料API開放を検討中。
個人運営のシンプルなサービス。
重要アカウントには使わないよう注意書きあり。
「サクッと認証コードを受け取りたい」用途に最適。
メルアドぽいぽい(捨てメアド / instaddr) 日本 / アプリ中心 iOS / Android アプリがメイン。
複数の使い捨てメールを同時保持でき、有効期限は基本なし
アプリから送信・返信・転送も可能で、プッシュ通知対応。
無料プランでもアドレスを複数作成可能。
広告表示あり。機能は十分。
アプリ内課金のプレミアムプラン:
月額1.49 USD または 年額7.99 USD 目安。
広告非表示 / プレミアムドメイン / 外部メーラー / 独自ドメインなどが解放。
日本の超定番捨てメアド。
「スマホアプリで全部済ませたい」人に向く。
ドメインがあまりに有名なので、一部サービスではブロックされる可能性も。
Temp Mail 海外 / 高機能 ページを開くとランダムなアドレスを即発行。
基本操作(生成・コピー・削除・閲覧)は無料。
UIはモダンで、多言語対応。
無料は単一アドレス&保存期間はおよそ2時間程度
広告表示あり。
Temp Mail Premium:
月額10 USD / 年額60 USD(年払いで約50%オフ)。
最大10アドレス・プレミアムドメイン・100MB保存・カスタムドメイン接続・広告非表示など。
汎用性の高い海外定番。
本格的に使うなら有料プラン前提。
Paddle経由のサブスクで、いつでも解約可能。
10 Minute Mail 10分メール サイトにアクセスすると10分間有効なアドレスを発行。
シンプルなUIとカウントダウン表示。
必要に応じて10分延長が可能。
完全無料・登録不要。
アドレスと受信メールは10分後に自動削除
有料プランなし。 「今この瞬間だけ使い捨てたい」用途に特化。
返信機能もあるが、保存期間が短いので長期運用には不向き。
Guerrilla Mail 海外 / 1時間保存 アクセスするとランダムアドレスを提供。
メールは約1時間保存後に削除。
複数ドメインから選べ、スパム対策や自動生成機能あり。
無料版は広告表示あり。
受信専用で保存時間は1時間程度。
「自分のドメイン」を接続するオプション:
年額9.99 USD。ドメインは別途取得が必要。
無料版はシンプルな受信専用。
独自ドメイン利用で、特定ユーザー向けの専用受信箱が作れる。
Mailinator テスト / 企業向け QA・テスト用に設計されたサービス。
無料プランは「誰でも見られる」パブリック受信箱のみ。
テスト自動化向けにSMTP・SMSワークフローやAPIが提供される。
無料パブリックプランは保存期間が短く、
添付ファイル・API利用は不可。
Business:月79 USD、Business Plus:月159 USD
Enterprise:月699 USD 目安(年払い)。
プライベートインボックス・専用ドメイン・APIなどが含まれる。
認証後0 USDで使える Verified Pro プランもあり(1ユーザー制限)。
開発者 / 企業のテスト用途に特化。
無料版は完全に公開される受信箱なので機密用途NG。
EmailOnDeck 海外 / 仮想通貨決済 2ステップで一時メールを生成できるシンプル設計。
JavaScript必須で、ブラウザ依存部分あり。
無料版は広告付きで1アドレスのみ。
無料プランあり(広告付き / 機能制限あり)。 Pro プランは仮想通貨で決済:
30日間アクセス分として0.000699 BTC 前後(相場により変動)。
100以上のアドレス・専用ドメイン・保存機能・APIアクセスなど。
複数月まとめ買いで約15%割引。
暗号通貨払いに抵抗がない人向け。
大量アドレスを回したいユーザー・開発者に向く。
Maildrop 海外 / シンプル 任意の名前@maildrop.cc を作成し、
ログイン・登録不要で受信トレイを閲覧可能。
UIは非常にシンプル。
完全無料・登録不要。
1通500KB以下・添付ファイル不可。
各受信箱は最大10通・24時間以上未使用で自動削除。
有料プランなし。
ただし開発者向けに GraphQL API が公開されている。
スパムフィルターが強力で、迷惑メールをほぼブロック。
「軽くテストしたい」場面に便利。
Mohmal 海外 / 45分メール ランダム名 or 任意名とドメインを選んでアドレス作成。
メール有効期間は45分で、時間内なら延長も可能。
多言語対応(アラビア語が中心)。
完全無料・登録不要。
利用終了後はメールが自動削除。
有料プランなし。 複数ドメインを定期的に入れ替えてブラックリスト回避。
短期利用(ワンショット認証コード受信)に向く。
Burner Mail 海外 / バーナーアドレス ブラウザ拡張やWebから使える匿名メール生成サービス。
無料プランは5個のバーナーアドレスと1メールボックス、履歴7日保存。
UIはモダンで直感的。
無料プランあり(5アドレス / 1メールボックス / 7日履歴)。 Premium:月2.99 USD(年額34.99 USD)。
無制限アドレス・無制限メールボックス・カスタムアドレス・10+プレミアムドメイン・1カスタムドメインなど。
Enterprise は要問い合わせ。
広告なしでプライバシー重視。
個人で多数のバーナーアドレスを管理したい人に、コスパ良好。

シナリオ別:どの捨てメアドを選ぶべき?

① 日本語でサクッと SNS 登録だけ済ませたい

手軽さだけを重視するなら、まず候補になるのはtomy634.comです。

いわゆる「使い捨てアドレス」としてはややシンプル寄りですが、だからこそ Twitter・Instagram・TikTok などの登録時にパッと開いてコードだけ受け取る という使い方には相性抜群です。

② 複数アカウントを長期間運用したい

サブ垢用のメールを長く持っておきたい場合は、 メルアドぽいぽい(捨てメアド)Burner Mail のように 「アドレスに期限がない / かなり長い」サービスが候補になります。

本気で「長く運用するアカウント」のメールに捨てメアドを使うのはリスクもありますが、 プレミアムプランやバーナーアドレスをうまく使えば、 本物のメールアドレスを晒さずに、ある程度継続的な通知を受ける ことも可能です。

③ 開発者・QAエンジニアとしてテストに使いたい

Webサービスやアプリの開発者・QA担当なら、次のような観点で選ぶと便利です。

この観点では、Mailinator / Temp Mail Premium / EmailOnDeck Pro あたりが上位候補になります。

将来的には tomy634.com の無料API も候補になるはずなので、 国産のシンプルなサービスでテストを回したい人は、今のうちからウォッチしておくと面白いと思います。

④ 完全無料&登録不要にこだわる

「課金する予定は一切ない。今だけメールが届けばいい!」という割り切り派なら、 次の4サービスも候補に入ります。

いずれも「復旧メール」には絶対使わないほうが良いので、 それなりに大事なアカウントを作るときは tomy634.com やメルアドぽいぽい、 あるいはふつうの Gmail / Yahoo! メールを使うのが無難です。

まとめ:用途に応じて “使い捨て方” を決めよう

捨てメアドは、うまく使えばあなたのプライバシーを守る強力な武器になりますが、 間違った場面で使うと「本人確認ができずアカウントが詰む」リスクもあります。

自分の用途とリスク許容度にあわせて、賢く「使い捨て」していきましょう。

※本記事の内容・価格はすべて 2025年11月時点の公式情報をもとに作成しています。 料金プランや仕様は予告なく変更される可能性があるため、 実際に利用する際は各サービスの公式サイトで最新情報を確認してください。